文字起こしとは?
文字起こしとは、スマホやレコーダーで録音した音声やビデオの内容をテキスト形式に変換する作業のことをさします。
会議や講演、インタビューなどの音声記録の内容をテキストとして書き起こす作業などが多く、以下のようなさまざまな目的で利用されます。
議事録・データ分析・アクセシビリティの向上・資料の作成
Pekoe(ペコ)は、聴覚障がい者向けコミュニケーションサービスから生まれた文字起こしサービスです。
会議の際に字幕を表示をしたり、リアルタイムの配信はもちろん過去動画にも字幕表記が可能です。
デメリットとして、現在はWindowsのみでの対応サービスということです。
Pekoeのメリット・デメリット
Pekoeのメリット・デメリットをまとめてみました。
・リアルタイム文字起こし機能がある。
・誤認識の簡単修正機能がある。
・同編集機能でリアルタイムに修正できる。
・字幕表示機能がある。
・無料トライアルができる。
・大手企業での導入実績がある。
・環境によっては誤認識が発生する
Pekoeは、リコーが提供するリアルタイム文字起こしツールです。オンライン会議やセミナーに字幕を簡単に追加でき、聴覚に課題のある方とのコミュニケーションをスムーズに行うことができます。
共同編集機能により、複数のユーザーがリアルタイムで誤認識を修正できる点が大きな強みです。
運営会社であるリコーは、株式会社オカムラや大成建設株式会社などの企業での導入実績もあり、信頼性の高いサービスです。また、無料トライアルが提供されており、手軽に利用を始めることが可能です。
精度が高い文字起こしツール3選!
Pekoeの「環境によっては誤認識が発生する」点は、屋外での文字起こしなど雑音が多い環境下ではかなり痛手となります。
そこで、様々なニーズに沿った文字起こしツールを厳選して3つ紹介します。
文字起こし アプリ | Notta | WITH TEAM | AutoMemo |
---|---|---|---|
文字起こし時間 | 1,800 分 / 月 無制限もあり | 制限なし | 制限なし |
多言語での 翻訳 | 42言語 リアルタイムでも可能 | 必要 | 別途見積72言語 |
カスタムで 単語登録 | あり | 記載なし | 記載なし |
話者識別 | あり | 用問い合わせ | あり 話者ごと要約OK |
料金 | プレミアムプラン 1,317 円〜 | 1分間120円〜 | 13,860円 買切り |
無料お試し | 【あり!】 無料のままでも 利用OK! | なし | なし |
詳細 | 公式サイトを 確認する | 公式サイトを 確認する | 公式サイトを 確認する |
Notta
Notta(ノッタ)は、高精度なAI文字起こしであり、日本語や英語を含む42言語に対応しています。
リアルタイムでの文字起こし、音声ファイルの文字起こし、Web会議の自動文字起こしと録画ができるほかにも、録音済みの音声ファイルをインポートするだけでデータ化することができます!
さらに、文字起こししたテキストの内容をAIが自動的に要約してくれるので、議事録作成はもちろん、ブレインストーミングの内容を後から整理・振り返ることも簡単にできるようになります。
編集データはtxt、docx、srt、pdfファイルとして保存できます。
文字起こし方法 | ・録音済みの音声データ ・音声や動画ファイルのアップロード |
複数言語 | 42言語対応 2言語の同時翻訳も可能 |
話者識別 | あり |
読み取り精度 | 高い 認識率は98.86%以上の実績! |
対応端末 | PC・スマホ(iOS、Android) |
料金プラン | ●個人向け フリー:無料 プレミアム:1,317円/月 ●チーム・企業向け ビジネス:2,508円/月 エンタープライズ:要相談 |
WITH TEAM
WITH TEAMの文字起こしサービスは、業界最高水準のクオリティと迅速な納品が特徴です。
価格は1分あたり120円からとリーズナブルで、プランによってライターや校正者の人数を選ぶことができます。
ライトプランではスピーディーな納品が可能で、スタンダードプランでは厳密なチェック体制が整っています。
ISMS(ISO27001)認証を取得しているため、情報セキュリティも安心です。導入実績にはKADOKAWAや講談社、大学など、多くの企業や教育機関が名を連ねています。さまざまな用途に対応し、議事録やインタビューの文字起こしから裁判記録まで、幅広く利用されています。
文字起こし方法 | ・マイページから、音声や動画ファイルのアップロード ・メールで仕事内容を送る際に添付して送信も可能 |
対応言語 | 日本語と英語に対応。 英語の音源や動画の文字起こしも可能 |
話者識別 | あり |
読み取り精度 | 高い プランによって校正者が加わるため、精度がさらに向上 |
対応端末 | PC(WindowsやMac)スマホ(iOS、Android) |
料金プラン | ●ライトプラン 価格:1分あたり120円~ 内容:ライターと最終チェック者の2名体制。スピードとコスト重視のプラン。 納期:通常1日~2日。特急対応も可能です。 ●スタンダードプラン 価格:1分あたり180円~ 内容:ライター、校正者、最終チェック者の3名体制。正確性と質の高い文字起こしが可能。 納期:通常2日~3日。特急対応も可能です。 |
AutoMemo
AutoMemoは、会議録やインタビューの文字起こしに最適なAIツールです。
98.9%の精度で文字起こしを行い、自動で要約も作成できるため、作業の大幅な効率化が可能です。
ブラウザ上で完結し、データはクラウドに保存されるため、いつでも簡単にアクセスできるので作業効率も上がります。
1時間の録音であれば約20分で文字起こしが完了するのが特徴で、会議の議事録作成、インタビューの原稿作成、ボイスメモの書き起こしなど、様々なシーンで活躍します。
OneDrive、Google Drive、Dropboxとのクラウド連携も可能です。
文字起こし方法 | ・音声データや録画ファイルのアップロード ・オンライン会議ツールを利用したブラウザ上での直接録音 |
対応言語 | 1度の録音に対して1言語のみ対応 |
話者識別 | あり |
読み取り精度 | 高い(98.9%の精度!) 話者ごとの要約機能もあり、後からの見直しや編集も便利 |
対応端末 | PC(WindowsやMac)スマホ(iOS、Android) |
料金プラン | ●お試しプラン(無料) 料金: 無料 文字起こし時間: 月1時間まで 要約機能: なし ●スタンダードプラン 料金: 月額1,480円(年払いの場合、月額1,280円で合計15,360円/年) 文字起こし時間: 月30時間 要約機能: 10回/月 ●プレミアムプラン 料金: 月額2,480円(年払いの場合、月額1,980円で合計23,760円/年) 文字起こし時間: 月30時間 要約機能: 10回/月 企業のニーズに合わせた法人向けの大容量プランもあり |
Pekoeに関する口コミ・評価
Pekoeに関する口コミは、ポジティブな内容が多くありました。
Pekoeは聴覚障がい者向けに特化したサービスであるため、生活レベルを上げてくれるような文字化や字幕が多くの支持を得ている秘訣に思いました。
リコーさんの音声認識システム「Pekoe」とっても良いですよ!!
— まみねこ(耳をお空に置いてきた) (@catfoodmami) January 18, 2024
ちなみにそのイベントは字幕など出ますか?
『#Pekoe』の使用風景はこちら📱✨
— BlackRams Tokyo (@RICOH_BlackRams) April 6, 2024
会場で配布されたマッチデープログラムに掲載されている2次元コードをスマートフォンで読み取って専用サイトを表示させると、実況MCが使うマイクを通し、会場に伝えられる声がリアルタイムで文字化されます👀#ブラックラムズ東京 #リーグワン #世田谷区 pic.twitter.com/O6KZM72iRy
Pekoeのよくある質問
- Pekoeのスタンダードプランの料金はいくらですか?
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スタンダードプランは、月額55,000円(税込)で利用できます。月100時間までの会議を無制限に開催でき、コストを抑えつつ多機能を活用できるのが特徴です。
- プレミアムプランではどのような機能が追加されますか?
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プレミアムプランでは、ノイズキャンセリングや話者識別機能といった高度な音声認識機能が追加されます。また、会議の利用が無制限になり、月額103,400円(税込)でこれらの機能をフル活用できます。
- Pekoeの無料トライアルはどのように利用できますか?
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Pekoeでは個人用お試し版とチームトライアルの2種類の無料プランがあります。これにより、初期費用や月額料金なしで基本的な機能を試すことができ、実際の導入前にサービスの使い勝手を確認できます。
- Pekoeの支援団体向け特別プランの特徴は何ですか?
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支援団体向け特別プランは、障がい者支援団体を対象に提供されており、月額16,500円(税込)で利用可能です。特別価格で高度な機能が提供されており、支援活動の現場で活用しやすいプランとなっています
- Pekoeはどのようなサポートを提供していますか?
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Pekoeでは、トライアル利用時や導入時に、導入説明会やメールサポートを提供しています。これにより、音声認識の設定や会議での活用方法など、スムーズな導入をサポートしています。