文字起こしアプリとは?
そもそも、「文字起こしアプリ」とは、AI技術を活用して音声データをテキストに自動変換するアプリです。
会議やインタビューなどの場面で、会話をリアルタイムにテキスト化することができます。
議事録としてすぐに共有することも可能になり、手書きでのメモ取りや録音データを後から聞き直す手間を省き、文字起こしに伴う時間と労力を大幅に削減できるので、最近では取り入れる企業や動画編集者も多くなっています。
さらに、近年の技術進歩により、音声から「あー」や「うん」などの無意味なフィラー語(言葉のひげ)を取り除き、適切に補正し、テキストにする機能も備えていることが多く、かなり精度が高くなっているアプリが多いのが現状です。
文字起こしアプリを選ぶときのチェックポイント!
文字起こしアプリにはいくつかのタイプがあります。
さまざまな種類の文字起こしアプリの中から、自分の使い方に合ったアプリを選べるように確認しておきましょう!
PC・スマホの両方で使えるのか?iOS・Android対応か?
文字起こしアプリを選ぶ際は、使用するデバイスの互換性を事前に確認することが非常に重要です。
スマホを使う場合は、iPhone(iOS)やAndroidのどちらか専用で配信されている場合もあり、すべてのデバイスに対応しているとは限りません。
PCユーザーであれば、Webブラウザ経由か、WindowsまたはMacに対応しているのかを確認する必要があります。文字起こし作業の効率を向上させるためには、まず使用環境に最適な種類を選ぶことをおすすめします。
文字起こしの速度・精度から選ぶ
文字起こしアプリを選ぶ際は、速度と精度が非常に重要です。
どんなに早く文字起こしできても内容が違っていたり、反対に完璧に文字起こしができていても数時間もかかるようでは効率化になりません。
多くのアプリは最新のAI技術を利用しており、会話内容を約7〜9割の精度で反映が可能です。しかし完璧な自動化は難しいため、用語登録機能やフィラー除去機能の有無を確認して有効に活用しましょう。
リアルタイムでの使用時には、発言後すぐにテキストが表示されるアプリが理想ですが、音声ファイルや動画をアップロードする場合、処理時間はファイルサイズによって変わるので合わせて確認しておくようにしましょう!
機能から選ぶ
文字起こしアプリを選ぶ際には、機能がどれだけ充実しているかチェックしておきましょう。
テキストの編集や簡単なデータ共有機能が備わっているかどうかで、作業効率も格段に変わります。また多言語対応しているアプリは、英語や中国語をはじめとしたビジネスシーンでの活用が期待できます。
ビジネスでの使用を考えるなら、パソコン、スマートフォン、タブレットなど複数の端末で利用できるアプリがおすすめです。自分のニーズに合ったアプリを選ぶことで、使い勝手を向上させることが可能です。
料金をしっかり確認する!
文字起こしアプリを選ぶときは、しっかりと料金プランを比較しておきましょう!
無料アプリも多く存在しますが、全ての機能を利用するには有料プランへの加入が必要な場合もあり、結果的に高くなったりする場合もあります。
お試し期間を無料で設けているアプリもあるので、実際に試してみてからアプリを選ぶことをおすすめします!
一度だけ会議で使うなら無料プラン内の機能で十分かもしれません。ですが頻繁に業務で使う場合は、精度と使い勝手を重視した有料プランに加入して利用することが望ましいでしょう。
文字起こしアプリの活用シーン
文字起こしアプリは以下のような場面で多く活用されています。
- 会議やミーティングの議事録作成
- ブレインストーミングのメモ
- インタビューの文字起こし
- 翻訳機能を利用したリアルタイムでの翻訳
- 講演会プレゼンテーションでの文字起こし
これまでなら時間のかかっていた業務を大幅に効率化できるので、ぜひ活用してみましょう。
文字起こしアプリを使うメリット!
文字起こしアプリによるメリットは、手作業での文字起こしによる作業負担やミスの軽減以外にも、次のようなものがあげられます。
おすすめな文字起こしアプリを3つ厳選!
文字起こし アプリ | 公式サイト | 料金 | 無料お試し | 文字起こし時間 | 多言語での 翻訳 | カスタムで 単語登録 | 話者識別 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Notta | 公式サイト | プレミアムプラン 1,317 円〜 | 【あり!】 無料のままでも 利用OK! | 1,800 分 / 月 無制限もあり | 42言語 リアルタイムでも可能 | あり | あり |
WITH TEAM | 公式サイト | 1分間120円〜 | なし | 制限なし | 別途見積 必要 | 記載なし | 用問い合わせ |
AutoMemo | 公式サイト | 13,860円 買切り | なし | 制限なし | 72言語 | 記載なし | あり 話者ごと要約OK |
Notta
Notta(ノッタ)は、高精度なAI文字起こしであり、日本語や英語を含む42言語に対応しています。
リアルタイムでの文字起こし、音声ファイルの文字起こし、Web会議の自動文字起こしと録画ができるほかにも、録音済みの音声ファイルをインポートするだけでデータ化することができます!
さらに、文字起こししたテキストの内容をAIが自動的に要約してくれるので、議事録作成はもちろん、ブレインストーミングの内容を後から整理・振り返ることも簡単にできるようになります。
編集データはtxt、docx、srt、pdfファイルとして保存できます。
文字起こし方法 | ・録音済みの音声データ ・音声や動画ファイルのアップロード |
複数言語 | 42言語対応 2言語の同時翻訳も可能 |
話者識別 | あり |
読み取り精度 | 高い 認識率は98.86%以上の実績! |
対応端末 | PC・スマホ(iOS、Android) |
料金プラン | ●個人向け フリー:無料 プレミアム:1,317円/月 ●チーム・企業向け ビジネス:2,508円/月 エンタープライズ:要相談 |
WITH TEAM
WITH TEAMの文字起こしサービスは、業界最高水準のクオリティと迅速な納品が特徴です。
価格は1分あたり120円からとリーズナブルで、プランによってライターや校正者の人数を選ぶことができます。
ライトプランではスピーディーな納品が可能で、スタンダードプランでは厳密なチェック体制が整っています。
ISMS(ISO27001)認証を取得しているため、情報セキュリティも安心です。導入実績にはKADOKAWAや講談社、大学など、多くの企業や教育機関が名を連ねています。
さまざまな用途に対応し、議事録やインタビューの文字起こしから裁判記録まで、幅広く利用されています。
文字起こし方法 | ・マイページから、音声や動画ファイルのアップロード ・メールで仕事内容を送る際に添付して送信も可能 |
対応言語 | 日本語と英語に対応。 英語の音源や動画の文字起こしも可能 |
話者識別 | あり |
読み取り精度 | 高い プランによって校正者が加わるため、精度がさらに向上 |
対応端末 | PC(WindowsやMac)スマホ(iOS、Android) |
料金プラン | ●ライトプラン 価格:1分あたり120円~ 内容:ライターと最終チェック者の2名体制。スピードとコスト重視のプラン。 納期:通常1日~2日。特急対応も可能です。 ●スタンダードプラン 価格:1分あたり180円~ 内容:ライター、校正者、最終チェック者の3名体制。正確性と質の高い文字起こしが可能。 納期:通常2日~3日。特急対応も可能です。 |
AutoMemo
AutoMemoは、会議録やインタビューの文字起こしに最適なAIツールです。
98.9%の精度で文字起こしを行い、自動で要約も作成できるため、作業の大幅な効率化が可能です。
ブラウザ上で完結し、データはクラウドに保存されるため、いつでも簡単にアクセスできるので作業効率も上がります。
1時間の録音であれば約20分で文字起こしが完了するのが特徴で、会議の議事録作成、インタビューの原稿作成、ボイスメモの書き起こしなど、様々なシーンで活躍します。
OneDrive、Google Drive、Dropboxとのクラウド連携も可能です。
文字起こし方法 | ・音声データや録画ファイルのアップロード ・オンライン会議ツールを利用したブラウザ上での直接録音 |
対応言語 | 1度の録音に対して1言語のみ対応 |
話者識別 | あり |
読み取り精度 | 高い(98.9%の精度!) 話者ごとの要約機能もあり、後からの見直しや編集も便利 |
対応端末 | PC(WindowsやMac)スマホ(iOS、Android) |
料金プラン | ●お試しプラン(無料) 料金: 無料 文字起こし時間: 月1時間まで 要約機能: なし ●スタンダードプラン 料金: 月額1,480円(年払いの場合、月額1,280円で合計15,360円/年) 文字起こし時間: 月30時間 要約機能: 10回/月 ●プレミアムプラン 料金: 月額2,480円(年払いの場合、月額1,980円で合計23,760円/年) 文字起こし時間: 月30時間 要約機能: 10回/月 企業のニーズに合わせた法人向けの大容量プランもあり |
Pekoe (ペコ)
Pekoe(ペコ)は、聴覚障がい者向けコミュニケーションサービスから生まれた文字起こしサービスです。
会議の際に字幕を表示をしたり、リアルタイムの配信はもちろん過去動画にも字幕表記が可能です。
デメリットとして、現在はWindowsのみでの対応サービスということです。
toruno (トルノ)
torunoは会議を『文字起こし+録音+画面キャプチャ』で記録をしてくれる文字起こしツールです。
PCにマイク付きスピーカーを接続してアプリのボタンを押すだけで、会議を記録して文字起こしを行います。
リアルタイムで行われるTeams会議やZoom・GoogleMeetのオンライン会議から対面会議での利用まで、幅広い場面でおすすめです。
CLOVA Note (クローバ・ノート)
CLOVA Note(クローバ・ノート)はLINE社が提供している文字起こしサービスです。
使用するにはLINEアカウントが必要ですが、アカウントを持っていれば誰でもPCとスマートフォンの両方で利用できます。
CLOVA Noteは、日本語だけでなく、英語・韓国語・中国語の中から認識言語を選択できます。
アップロードした動画や音声は、誰が話しているか話者認識が可能です。テキストを確認した際に判別がしやすくて便利です。
Rimo Voice
Rimo Voiceは、AIを活用した高速かつ正確な文字起こしサービスで、様々な業界や組織・企業での導入事例があります。
機械学習による高精度な音声認識を実現しているため、議事録作成後に人員を割いて修正作業をする工程を大幅に省くことが可能です。
ユーザーフレンドリーなインターフェースと高いセキュリティ基準を備え、会議やイベントの録音を効率的に文字データに変換することができます。また、ChatGPTを利用した要約機能や、音声データとテキストの同期機能など、多機能性も特長の1つです。
AmiVoice&ScribeAssist
「AmiVoice ScribeAssist」は、AI音声認識技術を活用したスタンドアローン型の文字起こしアプリケーションです。
会議や商談、会見など、対面と非対面を選ばず幅広いシーンで利用可能です。音声情報をもとにリアルタイムで重要事項をチェックしながら記録を残すことができます。
AmiVoice ScribeAssistの特長は、市場シェアNo.1の音声認識技術による優れた認識率です。
また、ChatGPTと連携した自動要約機能も搭載しており、議事録作成にかかる手間を大幅に削減できます。
リアルタイム認識とファイル認識の両方に対応しており、Web会議のみならず、テレワーク、対面での会議や商談・打ち合わせ、経営会議、セミナー・講演会、研修、インタビュー、面談など、様々なシーンでの議事録作成業務の効率化に役立ちます。
スタンドアローン型とは?インターネットに接続することなくオフラインで使用できるツールのこと。
インターネットに接続せずクラウドにも情報を送信しないので、情報漏洩のリスクを抑えられソフトの遅延なども起こらないというメリットがあります。
Sloos
「Sloos」は、AIを活用した革新的な文字起こしサービスです。
汎用的なマイク1台で最大10名までの話者を識別し、発言内容をリアルタイムで文字起こしすることが可能です。
ZoomやTeamsなどのオンライン会議ツールと併用することもでき、会議の議事録作成を効率的に行うことができます。
Sloosの特徴は、高い音声認識精度と、話者毎の個別辞書を発言者に合わせてリアルタイムに変更することで、さらに文字起こしの精度を高めることができる点です。
また、2023年8月時点でサービス拡大のため無償提供されており、時間も無制限で利用可能です。
Sloosは、議事録作成機能や議事録の自動ダウンロード機能を備えています。リアルタイムでの音声の文字起こしと同時にテキストの編集も可能です。これにより、会議やインタビューなどでの議事録作成業務が大幅に効率化されます。
しかし、オンライン会議の機能は提供していないため、別途ウェブ会議ツールを用意する必要があります。
無償提供終了後の料金体系については今後の動向が注目されている文字起こしツールです。
文字起こしさん
「文字起こしさん」は、音声や動画、画像をテキストに変換するツールです。
フリープランとライトプランをはじめとした様々なプランがあり、自分にあったプランを選択できます。
スマートフォンとパソコンどちらも対応しており、インターネット接続があればどこからでも利用可能です。
mp3、wav、jpg、pdfなど様々なファイル形式に対応しており、約30の言語の文字起こしにも対応しています。音声ファイルとテキストを一緒に保存し、管理や検索が可能で、データ管理の手間を減らすのにピッタリです。
ユーザーローカル音声議事録システム
「ユーザーローカル音声議事録システム」は、株式会社ユーザーローカルが提供するAI技術を活用した議事録自動作成ツールです。
このシステムは音声認識技術を用いて、会議やセミナー、講演などの議事録を効率的に作成することが可能です。手書きやキーボード入力と比較して時間をかけずに正確な議事録を作成できるため、企業の生産性向上や情報管理の円滑化に貢献できます。
ユーザーローカル音声議事録システムの特徴は、言語処理や会話解析が可能であることです。これにより、議事録を活用した様々な分析や意思決定時の応用も期待できます。
さらにユーザーローカル音声議事録システムには、ワードクラウド機能や感情認識機能が搭載されています。これらの機能は、会議中に出てきたワードを視覚的に把握し、発言内容がポジティブの内容かネガティブなのか?などを判断することができます。
会議やセミナーなどでの議事録作成を効率化し、企業の生産性向上に貢献するツールとして、多くの企業に採用されている実績もあります。
eRex
「eRex(イーレックス)」は、LGWAN環境で利用可能なAI音声認識・議事録サービスです。
地方自治体の業務効率改善を目的に開発され、音声データをテキストに自動変換してくれます。AIが音声ファイルをアップロードするだけで文字起こしを行います。文字起こしされたファイルは、編集可能なテキストファイルとしてダウンロードできる他、複数人の話者の識別機能やピンポイント再生機能を利用することができます。手作業での文字起こし比べ、大幅な業務の効率化を進めてくれます。
LGWAN環境でのみの利用となるため、高いセキュリティを実現しています。
スマート書記
スマート書記は、音声とAIを活用したAI議事録サービスです。
1台の端末でZoomやMicrosoft Teams、Google Meet、Cisco Webexなどの全てのオンライン会議の録音が連携不要で利用できます。
自動で話者識別も可能で、発言をただ文字起こしするだけでなく、要点をまとめた議事録作成を自動で行うこともできます。
リアルタイムでの議事録作成だけでなく、音声ファイルデータをインポートして議事録を作成することも可能です。
Texter
「Texter」は音声や画像、動画など様々なコンテンツを文字に変換できる、最新AIを使用したiPhone向けのアプリです。iPadやApple Watchとも連携可能です。
またバックグラウンドでの文字起こし機能と句読点の自動挿入も可能です。
mp3やmp4、jpeg、PDFファイルなど様々な形式に対応し、高精度なリアルタイム翻訳機能(DeepL、Google オンライン・オフライン翻訳)も搭載しています。
操作が簡単で時間を節約できるため、多忙なユーザーにおすすめです。
Just Press Record
「Just Press Record」は、iPhone、iPad、Apple Watchに対応したワンタップ録音と自動文字起こし機能を備えたアプリです。
録音した音声を自動でテキスト化し、iCloudを通じてデバイス間で同期することができます。Apple Watchとのコンプリケーションに対応しており、ワンタップで録音を開始できます。ジョギング中などの手が離せない状況でも便利です。
無制限の録音時間と複数言語への対応が特徴で、長時間の会議録音や外国語のテキスト化にも対応しています。
録音後は「転写」ボタンで簡単に文字起こしを行い、テキストはアプリ内で編集可能です。
また、テキストと音声の同期機能により、音声データを再生すると文字起こししたテキストの該当部分がハイライトされます。
ボイスレコーダーボイスメモ - 録音アプリ
「ボイスレコーダーボイスメモ - 録音アプリ」は、簡単操作で高音質な録音を実現するアプリです。
6000万人以上のユーザーに選ばれており、iPhone、iPad、Apple Watchに対応しています。
このアプリは、選択した音声や動画を録音してミックスする機能、指定した時間に録音を開始する機能、話している時だけ録音する機能など、多彩な録音オプション機能を利用することができます。
また、録音ボリュームの調整やBluetoothヘッドセットからの録音も可能です。録音したデータはiTunesファイル共有やiCloud Driveを通じて管理でき、アルバム保存、トリム、ボイスチェンジャー、着信音作成、速度調整、結合、ミックス、分割などの編集機能も充実しています。対応ファイル形式はMP3、M4A、AAC、MP4、CAF、AIFC、AIFF、WAVと幅広く、さまざまな用途での利用に適してます。
Group Transcribe
「Group Transcribe」はMicrosoftが提供する無料の文字起こしアプリで、会議シーンに特化しています。
リアルタイムで音声を文字に変換し、翻訳も可能です。
アカウント登録やパスワード認証が不要で、ダウンロード後すぐに使用できる手軽さが魅力です。
また、グループ作成機能に加え、QRコード読み取り、Bluetooth接続、会議コード入力の3つの方法で会議に参加できます。会議内容は端末やサーバーに保存されず、セキュリティ対策も万全です。
Group Transcribeは高い変換精度と入力スピードを誇り、取材やミーティングの内容を効率的に文字起こしできます。マイクロソフトブランドが提供している信頼がある点と、MacBookやiPadとの簡単な共有機能も利点です。
また80以上の言語をサポートする翻訳アプリとしても使用可能なので、多言語での会話が想定される会議にも対応できます。
YYProbe
「YYProbe」は、音声をリアルタイムで文字化し、スマートフォンなどに表示するアプリです。
Googleの音声認識技術をベースに、独自の技術を加えることで高い処理速度と認識精度を実現しています。
使用頻度が高い言葉(人名、地名、略語など)を辞書登録することで、音声認識の精度をさらに向上させることもできます。
YYProbeは、複数人が参加する会議やミーティングの議事メモやコミュニケーション支援に適しており、騒音の中でも素早く正確に声を識別するアルゴリズムを搭載しています。
日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字を含む)、ポルトガル語など世界での主要言語に対応しており、リアルタイム翻訳も可能です。
録音した音声や動画の音声を保存し、テキスト化して保存や共有ができます。テキスト化されたファイルは音声読み上げを利用したり、修正・編集することも可能です。
フリガナ機能により、漢字やカタカナの読み方を間違って覚えるリスクを減らし、言語の発音練習にも利用できます。
リアクションに応じた漫画チックなリアクションの文字表示により、発言者や感情を区別しやすく読み返すことができます。
Speechnotes
「Speechnotes」は、音声や録音ファイルをリアルタイムでテキストに変換する多言語対応の文字起こしツールです。
音声認識エンジンを活用し、シンプルな操作性で初心者も簡単に利用できます。
Bluetooth対応やオフライン利用の可能性も考慮して、日常会話から議事録作成まで幅広く対応できます。
無料版では無制限の文字起こしとオンライン利用が可能です。プレミアム版では広告なしの体験、セキュリティ対策、サポート機能などが利用できます。
高速処理と高精度の文字起こし機能により、多くのユーザーにとって信頼性の高いツールです。
プライバシーを重視し、録音1分あたりの低価格で提供される従量課金制も特徴のツールです。
文字起こしを活用するメリット!
議事録の作成・編集を効率化できる
文字起こしアプリはビジネスシーンでの会議やインタビューの議事録作成にまさに革命をもたらしました。
音声データをテキスト化し、話者を自動で識別して発言を整理することが可能です。会議が終わる際には議事録がほぼ自動で完成し、大幅な時間の節約に繋がります。
また、エディター機能を使えば、テキストのマーキングや共同編集が簡単になります。見出しを付けたり、要約文を作成することも容易に!聞き漏れや誤解のリスクを減らし、作業効率を大幅に向上させます。
会議の内容をすぐに共有できる
文字起こしアプリを利用することで、参加できなかったメンバーとの情報共有もスムーズに行えます。
例えば、会議が終わると同時に、録音データと共に文字起こしされた議事録をメンバーに送れば、即座に内容を確認することが可能です。必要であれば、補足説明やコメントを加えたうえで情報を共有し、認識の齟齬や誤解を防ぐことができます。
さらに、文字起こしデータをクラウドに保存することにより、過去の会議内容をいつでも簡単に振り返ることができます。検索機能を使えば、特定の議題や項目を簡単に見つけ出すことができます。
外出中でもスマートフォンを通じて議事録を確認できるため、時間や場所を選ばずに業務を進めることができるでしょう。
複数の言語に対応できる
多くの文字起こしアプリは、日本語はもちろん、英語やその他多様な言語にも対応しており、リアルタイムでの自動翻訳機能を提供しています。
外国語での会議中に日本語の字幕を表示することで、通訳ツールとしてもその価値を発揮します。もちろん議事録の作成も可能です。
文字起こしアプリの注意点
メリットの多い文字起こしアプリですが、上手く利用していくためには、いくつか注意点もあります。
環境に左右されやすい
文字起こしアプリは対面での小規模な打ち合わせやインタビューでは高い精度で文字起こしや翻訳ができます。
しかし環境が整っていない場合は十分な性能を発揮できないこともあります。
例えば、参加者(発言者)が20人以上と多い、声のボリュームが小さい、部屋が広く声が響く場合などです。
特にオンライン会議ではクリアな音声を収録するために、しっかりとイヤホンマイクやヘッドセットを準備しましょう。対面での会議の際も、外付けマイクを設置することなどで対策ができます。
また、周りのノイズは文字起こしの精度に大きく影響するので、ノイズが少ない静かな環境を確保することが重要です。
さらにアップロード型の文字起こしアプリを使用する場合は、録音データの品質やファイル形式が文字起こしの結果に影響する場合があります。高品質なデータを使用するようことで、文字起こしアプリの性能を最大限引き出すことができます。
専門用語は読み取りが難しい
文字起こしアプリは、専門用語や業界特有の言い回しが頻出する会議等には対応が難しいことがあります。
音声がクリアであっても、これらの用語を正確に聞き取るのは人間だって苦労します。
そこで文字起こしアプリの多くは、専門用語を事前に辞書に登録して精度を向上させることが可能です。また専門外の分野で使用する際は、関連用語をリストアップして準備することが効率化につながります。
文字起こしする前にしっかりと事前準備をすることで、アプリの性能を最大限に活かすことができるので、専門用語の多い会議などで使用する場合は、上記の対策・準備を事前にしておくようにしましょう!
文字起こしアプリのよくある質問
ここからは、「文字起こしツール・アプリ」を選ぶ際や、導入の検討の際によくある質問をまとめています。
文字起こしアプリの精度はどの程度ですか?
精度はアプリによって異なりますが、最新のAI技術を使用するアプリは高い精度で音声をテキストに変換できます。
複数の話者がいる場合でも正確に文字起こしできますか?
多くの高品質なアプリは複数の話者を識別し、それぞれの発言を正確に文字起こしできます。
文字起こしアプリはどのようなファイル形式に対応していますか?
多くのアプリは、MP3、WAVなどの一般的な音声ファイル形式に対応しています。
アプリはリアルタイムで文字起こしできますか?
一部のアプリではリアルタイム文字起こしが可能ですが、対応していない場合もあります。
文字起こしアプリの使用にはインターネット接続が必要ですか?
多くのアプリではインターネット接続が必要ですが、オフラインで動作するアプリも存在します。
文字起こしデータのプライバシーは保護されますか?
殆どのアプリはユーザーのデータプライバシーを重視し、適切なセキュリティ対策を講じています。
利用前にしっかりと規約を確認しましょう
文字起こし後の編集機能はありますか?
多くのアプリには、テキストの編集や修正機能が備わっています。
言語のサポート範囲はどのくらいですか?
アプリによって異なりますが、複数の言語に対応しているものもあります。
文字起こしアプリを活用して業務を効率化しよう
文字起こしアプリ・ツールを上手く導入・活用できれば、膨大な作業時間がかかる文字起こし作業の時間が短縮でき、他の業務をする時間が増えたりと効率化が進みます。
また、会議の出席者のうち議事録作成担当を設ける必要もなくなるので、より会議の内容に集中・意見などが出やすくなるなどのメリットも挙げられます。
文字起こしアプリ・ツールは、難しい操作方法はあまりないので、誰でも簡単に活用ができます。
ぜひPCやスマホでダウンロードし、効率化して見てください。