文字起こしは誰でもできる作業ですが、作業の効率を考えると専門業者への依頼や、ツールの導入を考える方も多いと思います。
そんな方に向けて、この記事では文字起こしの費用相場と、安く文字起こしを発注するための方法について解説します。サービスの種類についても詳しく掘り下げて説明しているので、ぜひ参考にしたください。
文字起こしの費用の相場は？
文字起こしの見積もりの方法は、「文字起こしをするデータの時間」もしくは「文字数」の2種類によって費用が決まります。
- 文字起こしをするデータの時間
- 起こされた文字数
録音時間で費用が決まる場合
録音時間で費用が決まる場合は、音声データ1分あたりの作業に単価が決められているので、録音データの時間によって見積もり・費用が出されます。
費用相場は、1分あたり200~300円が平均的な相場費用です。
| 料金 | 200~300円/ 分 |
文字数で費用が決まる場合
文字起こし後の文字数で見積もりを出す業者も居ます。この場合は、1文字1円で計算されることが多いです。
費用相場は以下の通りです。
| 料金 | 1円/ 文字 |
もし翌日など、急ぎの納品を希望する場合は、数千円程度の特急料金がかかることがあります。余裕をもって依頼をするようにしましょう。
文字起こしサービスの種類
文字起こしを外注する方法は、大きく分けて3つあります。
| AIによる自動文字起こし | 料金：安い |
| クラウドソーシングサイトで個人に依頼する | 料金：普通 |
| 専門業者による人力文字起こし | 料金：高い |
AIによる自動文字起こし
AIによる自動文字起こしサービスの一番の特徴は、手動から自動になる部分が増え時短になることです。
導入するソフトは個人向けの無料のものから、ビジネス向けの本格的なものまであり、必要に応じて選ぶことができます。急ぎの資料だったり、素早い文字起こしが必要な場合は、「AI文字起こし」がおすすめです。
・人件費がかからないため、単価が安い。
・詳細の決めごとを相手とする必要が無いため、時間がとられない。
・文字起こし精度もそこそこ高い。
・AIだと「あー」「えー」など不要な言葉も文字起こしされる可能性がある。
・ミスを自分の手で修正する必要はある。
AIによる自動文字起こしを検討される場合は、こちらのツールがおすすめです。
Notta
Notta（ノッタ）は、高精度なAI文字起こしであり、日本語や英語を含む42言語に対応しています。
リアルタイムでの文字起こし、音声ファイルの文字起こし、Web会議の自動文字起こしと録画ができるほかにも、録音済みの音声ファイルをインポートするだけでデータ化することができます！
さらに、文字起こししたテキストの内容をAIが自動的に要約してくれるので、議事録作成はもちろん、ブレインストーミングの内容を後から整理・振り返ることも簡単にできるようになります。
編集データはtxt、docx、srt、pdfファイルとして保存できます。
| 文字起こし方法 | ・録音済みの音声データ ・音声や動画ファイルのアップロード |
| 複数言語 | 42言語対応 2言語の同時翻訳も可能 |
| 話者識別 | あり |
| 読み取り精度 | 高い 認識率は98.86%以上の実績！ |
| 対応端末 | PC・スマホ（iOS、Android） |
| 料金プラン | ●個人向け フリー：無料 プレミアム：1,317円/月 ●チーム・企業向け ビジネス：2,508円/月 エンタープライズ：要相談 |
クラウドソーシングサイトで個人に依頼する
人の手による文字起こしをコストパフォーマンス良く求める方は、こちらの方法がおすすめです。しかし、クラウドソーシングサイトで個人に依頼する際は、相手のクラウドワーカーさんをしっかりと調べたほうが良いでしょう。
というのも、提示された料金からは考えられないほど良い仕事をしてくれることもあれば、質の低い内容で、やり取りでトラブルが発生するなんてこともあり得るからです。
相手が慣れている方であれば最高のコストパフォーマンスで仕事を依頼できますが、逆もまた然り。しっかりと相手と必要なやり取りをして、向き合う姿勢が大切です。
・人の手による文字起こしを安価で受けられる。
・小規模の案件でも気軽に依頼ができる。
・高い精度で文字起こしができる。
・当たりはずれがある可能性がある
クラウドソーシングサイトで個人事業主に依頼するとき、おすすめのサイトはこちら。
ココナラでは、より希望に沿った個人事業主を探すことができます。
専門業者による人力文字起こし
とにかく質の高い文字起こしを求める方は、専門業者への依頼をおすすめします。
専門業者による文字起こしは、プロのライターに依頼することになるため確実性が高いです。
TASRU編集部相手は会社に所属するプロのライターです。
1つのミスや納期遅れなどが企業の信用に関わる可能性があるため、
確実な成果物が得られるでしょう。
また、納品形式を選べるのも大きなポイントです。
| 素起こし | 音声を一字一句そのまま書き起こす |
| ケバ取り | 意味のない言葉を取り除く |
| 整文 | 話し言葉を書き言葉に直す |
・依頼までのやり取りが非常にスムーズ。
・コミュニケーションの手間も最小限で済む。
・納品形式を自分で選べることが多い。
・料金が割高になることが多い。
・小規模の案件だと引き受けてくれないことがある。
文字起こしの費用を安く抑えるためには？
文字起こしサービスの種類を3種類紹介しました。
文字起こしの費用を安く抑えるためには、費用面だけで考えるとAIによる自動文字起こしが1番安く抑えられます。ただ、精度も同時に求めたい方は人の手による文字起こしがおすすめです。
人の手で安く発注するためには、専門業者ではなく個人事業主に依頼するのが効果的でしょう。
人の手による文字起こしの相場
1分あたり200円～300円の専門業者への依頼に比べて、文字起こしを個人事業主に発注する場合の料金相場は、1分あたり100円程度です。
| 専門業者への依頼相場 | 200~300円/ 分 |
| 個人事業主への依頼相場 | 100円/ 分 |
相手も人ですから、テープ起こしの品質やレスポンスの早さに多少の誤差はあります。そのため業者に依頼したほうが確実性は高いでしょう。しかし最近ではクラウドソーシングの普及により、専門業者を介さずに個人でテープ起こしを受注する人が増えてきました。個人のワーカーさんの中には実績豊富な方も多いため、個人事業主への発注をぜひ検討してみてください。
まとめ
今回は、文字起こしの費用相場と、安く文字起こしを発注するための方法を解説しました。
内容量に応じてAIの文字起こしツールを検討し、人の手での文字起こしを検討される場合は個人事業主への依頼を検討してみてください。その際はぜひ、ココナラを活用してみてください。